その1 【産廃処理に関するQ&A】
廃バンパー・廃ヘッドライトなど廃プラスチック類の問題
各委員会より
知られていない廃プラスチック処理に関する知識
2022.12.2 その1 【産廃処理に関するQ&A】
知られていない廃プラスチック処理に関する知識
その1 【産廃処理に関するQ&A】
廃バンパーなどの廃プラスチック類は、産業廃棄物ではなく一般廃棄物に変えて、アジャスターへ請求すると協定することが出来るのですか?とご質問を受けました。
他府県において、廃プラスチック類を一般廃棄物にすると、処分費用の発生が正当化され、損保へ請求したら支払いされているケースが出てきている。と言うことでした。
実は、この質問の答えは令和3年11月7日に開催した「産業廃棄物説明会」でその理由を説明しています。
しかし、説明会に未参加の組合員様にはご説明する機会がありませんでしたので、そこで、アジャスターマニュアルに掲載されている「廃プラスチック処理費」のご説明など、アジャスターの「廃プラスチック処理費に対する考え方」について、改めてご説明させていただきます。
【その他、疑問に思うこと】
1.そもそも廃棄物は一体誰のものでしょうか? 事故車両の全部が、損保又は車両所有者に所有権があることを、
2.ご存じですか? 所有権のある廃部品(リサイクル部品など)を一体いつ・誰から、工場は有料で買ったのでしょうか?
3.ご存じですか? 古物商を持たない工場は、中古部品を有料で販売すると法律違反になることを、
4.ご存じですか? 工場は、廃部品などの産業廃棄物の排出者ではないことを、
5.ご存じですか? 産業廃棄物の運搬又は処分を委託免許を持たない工場が産業廃棄物を受取ることができないことを、
6.ご存じですか? 産業廃棄物は専門業者へ委託する必要があることを、
7.ご存じですか? 産業廃棄物を一般廃棄物として処分した場合、事業者ともに1年以下の懲役、または100万円以下の罰金の刑事処分に課せられます。
具体的に、処理場ではゴミの分別が行われるため、産業廃棄物の存在が発覚した時点で罰則に処されます。
以上、次の説明資料は、これらの疑問についてお答えしています。